天草で平飼いをしている養鶏場の見学に行ってきました

Pocket

5日にA-portの活動報告vol.12を公開しました。以下の文章は活動報告で公開している内容とほぼ同じです。

先週末は天草・河浦で養鶏をしている山崎さんにお話をうかがってきました。ふぁくとりーNolleyでは、マフィンの卵も天草内で調達します。

天草は海沿いというイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、山崎さんの養鶏場は河浦という山間地域にあります。

ここで、天草をご存じない方に向けて大きさをご紹介しましょう。天草はとても大きな島です。上島にある私の自宅から下島・南部の牛深町までは60km以上あります。60kmというのは、東京千代田区の皇居から神奈川県の茅ヶ崎までと同じくらいの距離(神奈川出身なので、都内からは南下する発想を持ってしまいます)。

それくらい、天草は大きく、気候も多様です。毎朝の天気予報を見ていると、上島と下島では気温は2℃ほど違っています。外海も内海も山もある天草は、採れる農産物の種類も豊富な場所なんです。

山崎さんの養鶏場には現在180羽ほどの鶏がいます。生後120日から150日の間に卵を産み始め、生後500日程度まで卵を生み続けます。

 

特徴は、一般的な卵よりも色が薄いことです。

 

市販の卵は、餌にトウモロコシが入っているのでオレンジに近い黄色が強く出ます。山崎さんが使っている飼料は、ご自身で栽培した飼料米、米ぬか、牡蠣がらなどを配合したオリジナルのもの。米を食べている鶏の卵は色みが薄くなるといわれていますが、山崎さんの卵はきれいなレモンイエローをしています。天草・牛深の加工所から出る魚のくんせいかすや、製材所から出る木くずを発酵させてブレンドしているのはユニークな点でしょう。

米だけだとカルシウムやタンパク質などの栄養素が不足してしまうので、それを補うために魚や牡蠣からを入れています。発酵木くずをブレンドしているのは、酵素の力を借りるため。発酵食品は人間の体によいことが知られていますが、それは鶏の場合でも同じなのだそうです。発酵した木くずを食べさせると、鶏が元気になるので採卵率が上がるだけでなく、病気にもなりにくくなり、フンもにおわない。生産者の都合だけなく、鶏の健康や飼育環境のことまで考えているんですね。

もう一つの特徴は有精卵であるということ。有精卵は無精卵よりも鮮度を保ちやすいため、オスと一緒に飼育しています。

熊本県下にも大きな養鶏場はありますが、ふぁくとりーNolleyではできるだけ天草の産品を使用させていただくことをコンセプトとしています。

 

「採卵するには鶏を個別に収容する鶏舎の方が効率的だ。平飼いだとどの個体が卵を生んでいるか、生んでいないかも分かりにくい。それでも、鶏をストレスなく育てるにはこの方法が適していると考えている。」

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です