「野心を抱け」のおせっかい

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今朝のNHKで、林真理子の野心を持つことの大切さを説く本が売れていると言っていました。

ニュースでは、就職活動中の学生を前に、自分がどのようにして苦境を乗り越えてきたかを話すことによって自信を持ってもらいたいというスタンスでした。

「今の50代は、物分かりのいい大人でいようとしている。誰も説教したがらない」ので、先陣を切ってというところでしょうか。

個人的には、これって必要なことなの?って思ってしまいます。バブルの時既に大人だった彼らと、バブルをリアルな体験として持っていなかった20代。そもそもバックグラウンドが違います。それを同じ基準で、野心を持てということにどれだけの意味があるのかしら。

むしろ、放っておけばいいんじゃないかってわたしは思っています。今の20代が「野心」を持っていないのではなく、昔の人と同じような「野心」の持ち方をしていないだけ。見えている現実が違うのだから、「説教」をしてもあまり意味はないのでは。

人生訓のようなものは、人に教えてもらうものではなくて、自分で気づかないと意味がないことです。感度の高い若者は、自分なりの方法で前に進んで行くものだと思います。情報社会の中で、どんな情報を選択し消化するか。そこは、教えられるものではないし、そこは自分でやるしかないのではと思います。

誰かに教えられた基準が正しいとは限らないわけですし。

本も売れているみたいだから、みんなの関心が高いってことでしょうね。
わたしは未読なので読んでみたら、何か新しい発見があるかもしれません。
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