「最悪!」と口走ってしまうのがクセになっていませんか?
本当に最悪なことなんて、そうそうないものです。たとえ、その時はどうしようもないと思っていても。
先日、『OPTION B オプションB――逆境、レジリエンス、そして喜び』という本を読みました。
著者は、FacebookのCOO(最高執行責任者)のシェリル・サンドバーグ。働く女性に向けた、前作『LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲』は日本でもヒットしました。
本書は、旅行先で突然夫を失った彼女の再生の物語です。バリキャリ女性のマインド論かと思う人もいるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。「めげない、へこたれない」というマッチョな考え方ではなく、最善の策がとれなくなってしまったときに「次どうするべきか」の選択肢を見つけるための考え方が紹介されています。書評は、KADOKAWAのダヴィンチ・ニュースで掲載していただきました。
愛する夫の死から、すべては始まった――ダメなときは頑張らなくたっていい! FacebookのCOOが教える、逆境からの立ち直り方
「最悪」なことからの立ち直りは、家族の死だけではありません。失恋や仕事の失敗などさまざまな局面で、「もうダメだー」と思ったときにこの本に書いてある考え方を知っておくと役に立つと思います。